こんにちは。
今朝はちょっと寒いですね~。
季節の変わり目です。皆様ご自愛ください。
さて首記の件。ネタが腐る前に使ってしまいます(笑)
都心にいくとほんと自転車が多いなと感じていますが、自転車が
多くなるとその分自転車が絡む事故も多くなり、近年裁判等での金額も高額化しているそうです。
話には聞いておりましたが、昨日ネットでそんな記事を見つけました(記事については下記)。
神奈川県の行政書士会でも自転車事故に対するADR認証を取得していますが、
自転車事故は非常に解決が難しいそうです。
というのは、自転車事故は車と違い自賠責保険がないため、多くの自転車では
保険をかけていないことがほとんどだからです。
自転車の保険といえば、TSマークが有名ですが新品で自転車を購入するときで
なければ加入することができず、賠償金額も1000万円程度が上限だったように
思います。そのため、なかなか高額化する現状に対応できておりません。
普段自動車を運転される方が自転車事故を起こした場合は、任意保険で多くの方が
人身傷害保険や他の特約に入っており、それでカバーできる場合が多いです。
必ず確認してください。
また家屋の水漏れ等の賠償責任についても、ひょっとしたら自動車保険の特約が
使用できるかもしれません。
皆様もどこか記憶にとめておいていただければ、何かのお役に立つかもしれません。
ともあれ…まずは事故を起こさないような交通マナーを守った運転をすることですよね。
自転車、自動車、バイク等を運転するときは十分気を付けてお願いします。
以下、記事より
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自転車で人身事故を起こした運転者の責任を重くみて、検察が起訴するケースが相次いでいる。
東京地検だけでも、8~9月に3件の事故で重過失傷害罪を適用し、3人を東京地裁に在宅起訴した。
検察はこれまで、誰もが利用する自転車の事故で運転者の刑事責任を問うことに慎重だったが、悪質運転による重大事故が増えてきたことを踏まえ、厳罰化へカジを切った。
◆自転車で重体
「被害者には大変申し訳ない。ただ、まさか自転車事故で被告になるとは思わなかった」。自転車同士の衝突事故で起訴された会社員の男性(38)は、9月30日の東京地裁での初公判後、戸惑い気味に答えた。
事故は今年2月9日明け方、東京都台東区の見通しの悪い丁字路交差点で起きた。男性が一時停止の標識を無視して左折し、出勤途中の60歳代の女性の自転車に衝突したとされた。男性は事実経過をほぼ認めているが、弁護人は「男性は減速していた。一時停止無視だけなら重過失には当たらない」と主張する。
一方、頭を強打した女性は意識不明に陥り、寝たきりの状態が続く。厳罰を望む家族は、「自転車でも取り返しのつかない事故があることを知ってもらいたい」と訴える。
◆10年前の2割増
免許制度がなく、子どもからお年寄りまで気軽に利用できる。そんな自転車の特性も踏まえ、検察はこれまで、信号無視など悪質な違反が原因で起きた事故でも、ほとんど不起訴(起訴猶予)としてきた。
しかし、健康志向の高まりで自転車の利用者が増え、2年前の東日本大震災で通勤に利用する人も急増。これに伴い、自転車同士の衝突や自転車が歩行者をはねる事故は昨年、10年前より2割多い5885件が発生した。死傷者も965人増えて6267人になった。
事故増加を受け、警察庁は2011年10月に「自転車総合対策」を策定し、違反者への指導や取り締まりを強化。これと歩調を合わせるように、検察も厳罰化へと方針を転換した。ある検察幹部は「自転車だからと見過ごすわけにいかなくなった。悪質な運転による重傷事故は、警鐘を鳴らす意味でも起訴も辞さない」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131105-OYT1T00144.htm
行政書士しげない法務事務所 茂内 優憲
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