リーガルハイ2&死刑


こんにちは。
昨日は夜にリーガルハイ2を見てましたー!
所々に入る笑い要素とか三木事務所のエロ秘書(小池栄子さん)なんかは
最高ですね!
個人的には岡田さんの演技がちょっと微妙な気がします。。
2話目以降に期待ですね。

さて、首記の件(後半)。
下記の事件ですが、裁判員裁判で出された判決が2審でひっくり返って、
死刑→無期になっちゃってますね。。

ご存じの方も多いかと思いますが、日本では永山基準というものが長らく使用
されており、要は4人以上殺害するような犯行の場合に、死刑にできるという
ような量刑基準があります。

この基準に照らすと、確かに本件では無期になりますが、
○裁判員の意見がまったく無視されてしまうこと
○そもそも永山基準に妥当性があるか疑問であること
から、個人的にはいかがなものかと思ってしまいます。

遺族の気持ちを慮ると正直つらいものがあります。
(もちろん加害者にも家族はいるでしょうが、比較考量すべきではないと
感じています)。

皆様はどのように思われるでしょうか。この機会に死刑制度は量刑の妥当性について、
考えてみてはいかがでしょうか?

以下本件記事、yahooニュースより引用

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131009-00000118-san-soci

千葉県松戸市で平成21年、千葉大4年の荻野友花里さん=当時(21)=
を殺害したなどとして強盗殺人罪などに問われ、1審千葉地裁の裁判員裁判で
死刑とされた無職、竪山辰美被告(52)の控訴審判決公判が8日、東京高裁
で開かれた。村瀬均裁判長は「死刑を選択することがやむを得ないとはいえない」
として1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。

村瀬裁判長は6月にも、今回と同様、殺害された被害者が1人の事件で1審
裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役とした。

裁判員裁判の死刑判決を高裁が破棄するのは2例目。

村瀬裁判長は「殺害された被害者が1人で、計画性がない場合には死刑は選択
されないという先例の傾向がある」と指摘。竪山被告が短期間に強盗致傷や
強盗強姦(ごうかん)事件を繰り返していたことなどを重視した1審判決は、
先例の傾向とは異なる結論を導くにあたって「合理的かつ説得力のある理由を
示したものとはいえない」と判断した。

荻野さんの母親は判決後、「司法への期待を裏切られました。1人殺害
だから死刑を回避するとはよく言えたものです」とのコメントを発表した。